【実体験から考える】FIREは、元気でいることも大切だよという話




FIREするために今日も帰ったらYouTube撮影して、編集して、その後はブログ書いて…寝るのがまた3時ぐらいになりそうだ…



まって、無理しすぎじゃない?
頑張り過ぎには要注意!
FIREを目指している皆さん、毎日本当にお疲れさまです。
ですが、ちょっと無理していないでしょうか?
今回は元々体が弱い私が痛感した、
「FIREは元気でいることも大切だよというお話」をします。
特に、FIREのために普段から頑張り過ぎている人は必見です。
FIREってそもそも何?という方はこちら。


・FIREは元気で健康に過ごすことも大切。なぜなら、FIREしても不健康で日々楽しく過ごせなかったら本末転倒だから
・若年期にFIREした方が健康寿命の年数・価値ともに大きい
・一方で、若年期からでも健康寿命をおびやかす可能性は十分あり、小さな病気でも気をつける必要がある
・そのためには①夜中まで起きとかない、②無理をしないことが重要
・FIREを目指してるけど、元々虚弱体質な方
・最近FIRE達成のために、無理しすぎていると感じる方
・30歳までにサイドFIREもしくはコーストFIREを目指している虚弱体質の元ドラッグストア店員(医薬品登録販売者の資格持ち)
・この1年間で、帯状ほうしん、原因不明のじんましん×2回、ギックリ腰、体重4キロ減(ダイエットではない)
FIREは元気でいることも大切


今日ただ言いたいことは、
FIREは、元気でいることも重要な要素だよということです。
なぜなら、FIREしても不健康で日々楽しく過ごせなかったら本末転倒だからですね。
例えば、健康寿命の面から考えてみましょう。
日本は長寿国ですが、健康寿命はどうしても短くなります。
(健康寿命とは、日常生活において支障がなく元気に生活できる期間のことを言います)


男女ともに平均寿命に対して健康寿命は約10年ほど短くなります。
これを短く感じるか、長く感じるかは人それぞれだと思いますが、
ここでFIREのこともふまえて考えてみましょう。
もしFIREする年齢を30歳、40歳、50歳と想定し、
ついでに定年退職する60歳も含めてみるとどうなるのでしょうか。


男女ともに30~40代にFIREした場合は、健康寿命が30年以上ありますが、
60歳で普通に定年退職すると、10年ほどしか残りません。
しかも、60歳ではただでさえ寿命が少ないのに、
平均寿命に対して健康寿命の占める割合が半分程度になってしまいます。
このことから、より若年期にFIREした方が元気に何でもできる期間が伸びるし、
健康寿命の価値そのものも大きいことが分かりました。



健康寿命をおびやかすような病気って例えば、ガンとか、脳梗塞、糖尿病とかかな?それなら、やっぱり若いうちは大丈夫だね!



果たしてそうかな…?
確かに若年期は大病へのリスクが低いです。しかし、ここからが重要なんですが、
若年期でも決して健康寿命が保証されているとは言いきれないのです。
例えば、私は1年間で以下の病気にかかりました。
(全く自慢できるものではありませんが…)
・帯状ほうしん ・原因不明のじんましん(×2回) ・ギックリ腰 ・体重4キロ減(ダイエットではありません)
特に、じんましんは夜寝てる時もかゆみで目が覚めるので、本当にしんどかったです。
もしこれが慢性的な疾患になった場合、それでも健康であると言えるのでしょうか。
この経験から思ったことは次の通りです。
・直接命に関わる病気でなくても、若年期から健康寿命をおびやかす可能性はあること
・普段からQOL(生活の質)を下げないようにすること
・そのためには小さな病気でもかからないよう若年期からでも気をつけるべき必要があること
当たり前のことではあるんですが、本当に痛感しました。
もしFIREした最初の年にこんなことになったら目も当てられません。
そのため、FIREを目指している間も、
達成後も元気で健康に過ごすことは本当に大切なのです。
元気でいるために気をつけるべきこと


では、元気でいるために気をつけるべきことはなんだと思いますか?



バランスの良い食事や運動とか睡眠とか!
どれも大事ですが、この中でも本当に大事だと思ったことがあるのでお伝えします。
①夜中まで起きとかない
②無理をしない
夜中まで起きとかない
本当に本当に夜中まで起きとくのは止めましょう!
科学的に夜型だと病気のリスクが上がることも証明されているからです。
例えば、こんな論文結果もあります。
Compared to definite morning types, definite evening types had significantly increased risk of all-cause mortality (HR 1.10, 95% CI 1.02–1.18, p = 0.012).
(明確な朝方のタイプと比較して、明確な夜型のタイプでは、すべての原因による死亡のリスクが大幅に増加しました)
引用元:Full article「 Associations between chronotype, morbidity and mortality in the UK Biobank cohort」
このように夜型だと病気のリスクが上がります。
ちなみに、私も1年間で経験した病気は全て、
昼夜逆転生活が1ヶ月以上続いた後にかかりました。



けど、それってただ睡眠不足だっただけじゃないの?
私の場合は、ほぼ毎日7時間以上寝ていました。
また、先程の論文の中にも夜型と朝方のタイプに、
睡眠時間の差はなかったことも述べられています。
つまり、睡眠時間はあまり関係なく、何時に寝るかが重要だと個人的には感じています。
実際人は太陽の光でリセットされる、約25時間周期の体内時計を持っており、
(概日リズムとも言います、良かったら調べてください)
夜更かし生活などでこの時計が乱れると、病気のリスクが上がることが分かっています。
そのため、今は以下を実践しています。
・ある程度は早寝早起きすること(遅くても1時には寝る)
・朝は太陽の光を浴びること(15分程度でOK)



これらを踏まえて、免疫力を下げないよう気をつけてます。
無理をしない
無理をしないことも大切です。
とは言え、自分では夜遅くまで起きるつもりがなくても、
やらなきゃいけないことが重なって、ついつい無理してやり過ぎることもありますよね。
特にFIREを目指し始めると、頑張って夜遅くまで副業や勉強をしてしまいがちだと思います。
ですが、これを続けていると、体調を崩しやすくなりますし、
生産性も下がるので、やはり無理は禁物です。
そのため、私は普段から以下のことを意識して、
無理をしない環境作りに努めています。
・効率化を常に意識し、省略できる作業は自動化して、時間を増やす
・朝活まではいかなくても、ある程度作業して終わらなかったら、朝に回す



けど、たまに無理してやり続けることもあるので、
正直難しいのも事実です。
FIREしたい理由を考えてみる


今回は、FIREは元気でいることも大切だよというお話をしました。
本日のまとめです。
・FIREは元気で健康に過ごすことも大切。なぜなら、FIREしても不健康で日々楽しく過ごせなかったら本末転倒だから
・若年期にFIREした方が健康寿命の年数・価値ともに大きい
・一方で、若年期からでも健康寿命をおびやかす可能性は十分あり、小さな病気でも気をつける必要がある
・そのためには①夜中まで起きとかない、②無理をしないことが重要
最後にFIREしたい理由を改めて考えると、元気なことがいかに大切かが分かります。
例えば私は、(お金のために)働かずに自分のやりたいことをしながら、
大切な人達と生きていきたいからです。
それにはやはり、元気でなければいけないですし、
体調を崩してしまったら大切な人だって悲しみます。
皆さんもFIREしたい理由はそれぞれあると思いますが、
自分のためだけでなく、誰かのためというのも少しはあると思います。
そのため、元気で健康に過ごすことが自分のためにも、
かけがえのない人のためにも切っても切り離せないほど大切なことなのです。



健康に努めよう!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。